忘れられない話
もう何年も前の話です。
ほねゆきが所属していた学校教務の者たちが業務を終えてから、時々立ち寄る飲食店(居酒屋)がありました。そのお店は月に何度かは利用していました。
アルコールも入るので、いつも1人数千円程度かかるお店でしたが、ある日、清算をしてもらうと、1人当たり1万円オーバーのお会計に!
いつもより食べたり飲んだりしたかというと反対です!
むしろ、いつもよりは食べたり飲んだりした量は少ないのです。
ほねゆきなんかはボケ~ッとしていたため1万円を支払おうとしましたが、同席していたK先生はお店の人に会計が間違えていないか確認!
K先生のご指摘のとおり、会計が間違っていた様子。この日の負担額もいつもどおりの数千円に変更になりました。
でも、店員さんの態度は、たまたま会計を間違えたという素振りで、謝る態度やその言葉にも誠実さが感じられません。
そればかりか、たちがそのお店を出た途端、玄関のドアには鍵がかけられました。
閉店間際までお店にいたとはいえ、太郎たちがお店を出たのは閉店時刻まではまだ10分あまりあります。
きっと、「早く閉めたいのに長居しやがって」という感情から、「ちょっと多く取ってやるか」という心理状況になったのでしょう。
このことがあるまでは、教務の者たちが立ち寄るのに都合の良い場所であるだけではなく、おいしいお店だったのでよく利用していました。
しかしながら、この日を境に、このお店を利用することはなくなりました。
接骨院に置き換えると
さて、私たちが働く接骨院に訪れてくる患者さんにしても、同じことが言えるでしょう。接骨院にしても、患者さんが私たち施術をする者に対して信頼を寄せてくれているからこそ、来院してくれるのです。
それでも、ちょっとしたことで患者さんの信頼を失い、それがきっかけでもう、その患者さんが来院してくれなくなるケースも考えられます。
どの接骨院の現場にしても、事故が起こらないように危機管理を行っているでしょう。一方で、患者さんに来院してもらいやすい環境づくりに努めているでしょう。
でも、それらは別々の課題ではなく、一つの課題ともいえます。
事故が起こらないように危機管理を行うことは当然のことですが、患者さんの信頼を失うことがないように日ごろから心がけることも大切です。
例えば、毎月月初めに保険証(健康保険被保険者証)を確認しますが、それを返し忘れるなど。
ほねゆきの接骨院でも昔は、よくあった事例です。
万が一、保険証を返し忘れたときでも、速やかに電話で連絡して、謝罪を忘れないようにすべきでしょう。そして、すぐ(その日のうち)にでも、保険証を返しに患者さんのおうちにまで持って行く姿勢も大切かと思われます。
信用を失ってしまうのは一瞬です。一方で、信用を得るためには相当の時間が必要です。
また、一度失ってしまった信用を取り戻すためには大変な時間が必要になるか、信用を回復することが不可能な場合だってあり得るのです。
みなさんはどう思われますか?また、具体的な信頼を勝ち得る方法や気をつけていることなどあれば、引用リツイートでも、コメントでも是非お聞きしたいです。そのような発信もひじょうにみんなのためになると思います。
コメントを残す