虚偽の風説の流布を解説します

コアラの載ったサムネイル

先日,Xにて私について事実とは違う投稿を行い,虚偽の風説を流布し偽計を用いて私の業務を妨害する行為が行われました.

それに続いて,「恥ずかしい」や「妄想を言い出す」,「反骨精神やポリシーがない」,「好きにほえろ」,「脳内変換」,「はぐらかす」,「金儲け」などの執拗ないやがらせととれる投稿や誹謗中傷が行われています.

今回は私の弁護士から「そのくらいだったら」とOKが出ましたので,そのアカウントの投稿をひとつ引用し,何が事実と違うのか提示し,私の考えを記事にしようと思います.


Dr-koala ™ Xアカウント(@Dr_koala_)

今回取り上げるのは以下の投稿です.実際は3つに分けて投稿されました.(令和6年7月11日現在は削除済み)

玄人の人は僕の言っていないこととか妄想を言い出すから覚えている限りの会話を出だしてみましょうか

「(医業類似行為の解説の中で)柔道整復師の業務範囲は外傷(詳細略)である」
「いやそうじゃない,騙されるな」
「どう違うんですか?」
「厚労省HPに書いてある」(リンク先は自分のブログ)
「厚労省HPじゃないしLINE友達ポップアップ出てきて読めないんですけど」
「法律には何も書いていないから業務範囲に制限はない」
「じゃあ慢性疾患含め全ての疾患が対象ですか?」
「「制限がない」と「全て」は違う」
「???じゃあ例えば変形性膝関節症は対象ですか」
「変形性膝関節症も施術する」
「その場合保険適応ですか自費で対応ですか」
「療養費取り扱い規則読め」
「???その規則には「変形性膝関節症」って書いてあるんですか」
「書いてあるわけないだろうブログ読め」

これ以上は会話が続きませんでした,残念です


この「玄人」が私の事を指しているのは明らかです.この投稿以外の延べ32の投稿でも「玄人」や「玄人さん」と言っています.

3つの一連の投稿のうち,最初の投稿は上記アカウントから令和6年7月6日23時43分に行われました.

同日23時53分のわずか1時間足らずで1625回のインプレッションが付き,7月7日に投稿が削除された時点ではより多いインプレッションとなっていました.

それほど多くの不特定多数の人に,曖昧・不確かな言葉を用いて私の信用を害するような行為が行われた事実があります.

現在は投稿を削除済みですが,これは私側から削除の依頼を申し立てたわけではありません.

以下,いくつかのブロックに分けて事実を提示します.

虚偽の風説①

私はこれまでに,Dr-koala ™さんの言っていない事や妄想を投稿したことは一度もありません.

これはSNS上でよくみられる投稿の手法なのですが,投稿の本題の前段に何かを言うことによって,その投稿を見た人はその前段については疑わずに信じてしまうという心理学的テクニックです.

「記憶の限り投稿を書き出す」という本題の前に,さりげなく「言っていない事や妄想を言っている」という内容を差し込むことで,「言っていない事や妄想を言っている」というのをあたかも周知の事実のように感じさせることができます.

よく「前提承認」などと言われます.

実際にそこまでの意図があったかは不明ですが,私がDr-koala ™さんの言っていない事や妄想を投稿していると錯覚させる投稿が行われたのは事実です.

一般的に,「覚えている限り」と前置きすることで責任を逃れようとしても,その情報が他人に損害を与える可能性があれば法的な問題となり得ます。

虚偽の風説②

私がDr-koala ™さんの投稿に対して指摘した内容が全く異なります.

先ほどの投稿の中では私があたかも「柔道整復師の業務範囲は外傷ではない.騙されるな.」と言っているように大幅に事実が改変されています.

私は「柔道整復師の業務範囲は外傷ではない」とも「騙されるな」とも言っていません.

Dr-koala ™さんの「施術対象は外傷,打撲,捻挫,挫傷を対象とする」という内容の投稿について,私は「施術の対象はどこにも定められていない」と意見したにすぎません.

これは「業務範囲が外傷ではない」と言っているわけではありません.

そもそも,Dr-koala ™さんは「施術の対象は~」と言っており,「業務範囲は~」と投稿していません.

これは明確に区別されるべきですが,「業務の範囲」と「施術の対象」は違います.

当たり前ですが,法的に許可された行為(禁止されていない行為)や社会的倫理に反しない範囲の中で柔道整復師が施術等を行い,結果として施術の対象が発生します.

柔道整復師が結果的に施術の対象としたものが,柔道整復師の法的に許可される行為を決定することはなく,逆説は成り立ちません.

それに,「騙されるな」に関しては私が全く言っていない言葉です.

これは私の投稿の内容の解釈によって変わるものではなく,Dr-koala ™さんが私を陥れるために意図的に付け加えたものであると言わざるを得ません.

虚偽の風説③

次に,「法律には何も書いていないから業務範囲に制限はない」という一文ですが,これも事実無根です.

私は「法律には何も書いていない」とも「業務範囲に制限はない」とも言っていません.

私の投稿で似たような発言として,「事実として柔整師の施術の対象は現行法で明文化されていない」という発言がありますが,この一文はどう頑張っても上記のような解釈にはなりえません.

業務に関して言えば柔整法には禁止事項が定められていますし,柔整法に限らず日本国民はあらゆる法律を守らなければいけません.

柔整師の業務に関して「法律には何も書いていないから制限はない」という事実に反することを私が言っているという今回の投稿は,柔整師に向けて柔整師の事を発信している私の名誉を著しく傷つけるものです.

虚偽の風説④

次に,「柔道整復術は全身の全ての急性疾患慢性疾患を対象とするのか」という問いに私が「制限がないことと全ては違う」と回答し,それに対してDr-koala ™さんが「???」と疑問を呈する節についてです.

私は「施術の対象はどこにも定められていない」という事実を提示しただけで,「柔道整復術は全身の全ての疾患を対象とする/しない」を論じていません.

事実として施術の対象が定められていないうえで,私がそれを明確に提示しているのに対して,Dr-koala ™さんから「~を対象とするのですか?」という質問がありました.

この段階で話はかみ合っておらず,Dr-koala ™さんはそれほどに,柔道整復師の施術の対象が定まっていると信じておられるのだなと私は考えました.

ですから,私は「柔道整復術は全身の全ての急性疾患慢性疾患を対象とするのですか?」というDr-koala ™さんの質問に対して,もう一度,対象は定められていないことを諭すように「無と全は違います」と回答しました.

これは,「柔整師の施術の対象は定められていない」ことと「柔整師は全ての患部に対して施術をする」ということの意味合いは全く違うということを意見するものです.

柔整師がなんでもやっていいなんて,そんなことはあるはずがありません.肺がんに柔整師が施術して悪化したら訴えられて罰せられます.

そんな当たり前のことをわざと置いておいて,私の意見を曲解し,「???」とあたかも私が意味の分からないことを言っていると誤解させるような投稿は,私の名誉を著しく傷つけるものです.

虚偽の風説⑤

次に,「変形性膝関節症も施術する」と私が言ったとする箇所ですが,これも明らかな誤認誘導です.

私は「変形性膝関節症も施術する」と言っていません.

誤解を生まないように最初に言っておきますが,世間一般で変形性膝関節症と呼ばれる状態の患部に対して柔道整復師が施術をすることは,違法ではありません.

もちろん,世間一般で変形性膝関節症と呼ばれる状態の患部に対して柔道整復師が施術をする中で,柔整法における禁止行為やその他違法行為を行ってはいけません.

つまり,診断行為をしたり,注射を打ったり,などの禁止行為をしなければ,世間一般で変形性膝関節症と呼ばれる状態の患部に対して柔道整復師が施術をし得ます.

話を戻しますが,私は「変形性膝関節症も施術する」とは言っておらず,「症例によっては(変形性膝関節症と呼ばれる状態の患部に対して)施術を開始します」と投稿しました.

このニュアンスの違いは非常に大切です.

Dr-koala ™さんの一連の投稿の中で私が「変形性膝関節症も施術する」と言ったとされていますが,これは読んだ人に対してあたかも私が「柔道整復師の施術の対象疾患として変形性膝関節症への施術も含まれる」,「柔整師では手に負えないものまで自身で施術をする」などと誤解されかねない表現です.

対して私が言ったのは「症例によっては施術を開始します」といったもので,関係法規・患部の状況などの個別のケースを想定しうる,含みを持った発言です.

まぁ,「変形性膝関節症を(普通に)施術する」と言い切った場面はなかなか楽しかったですよw

Dr-koala ™ Xアカウント(@Dr_koala_)より引用

上記の投稿,何が楽しかったのかは私には分かりません.

これも,私があたかも違法行為を助長しているような言説です.

果たして,「言っていないこととか妄想を言い出す」というのはどちらの言動を表すものでしょうか.甚だ疑問です.

この投稿が嘘で塗り固められた文章であることがお判りいただけたと思います.そして,それが不特定または多数の者が直接に認識できる状態にあったということです.

療養費に関する誤認識

いかがでしたでしょうか.

最後に療養費に関する記述がありますが,ここで今回の療養費のくだりの見るべきポイントをご紹介します.

実際のDr-koala ™さんの投稿はこうでした.

ちゃんと答えられるじゃないですか、ところで「変形性膝関節症を施術する場合」 は健康保険適応(療養費)での施術なのですか?それとも自費施術ですか?フワフワ回答の「時と場合による」ですか?

Dr-koala ™ Xアカウント(@Dr_koala_)
※削除済み

それに対して私が「お褒めいただき嬉しく思います。療養費支給規定が定められていますので、ご自身でお調べください。」と返答したところ,Dr-koala ™さんは私に対して「質問をはぐらかすのですね」と言いました.

まず,自費か療養費かという問いに対して,療養の支給には規則がありますからそれを見てと返答したら,それは,はぐらかしているということになるのでしょうか.

いいえ,なりません.しっかりと返答しています.

おそらく,Dr-koala ™さんがこの規則を知らないので「自費です/療養の支給の対象です」と私がすぐに返答できると思っているのでしょう.

しかし,実際はそのような単純な問題ではありません.

そもそも,「療養費での施術なのか」と聞いている時点で,柔整師の施術に関する療養の給付が何たるかを分かっていないのです.

我々柔整師は,療養費で施術を行うことはありません.

なぜなら,柔整師の施術に関する療養の給付は「現金給付」だからです.

詳しくはこちらの記事もご覧ください.

私は「はぐらかしている」という趣旨の返信をもらい,心底憔悴しましたが,こう返答しました.

「療養費の支給規定を知らない方は「はぐらかしている」と思うと思います。特に医師は診療報酬制度が脳内に染み付いているので、全く異なる成り立ちの療養費、特に柔整に関わる部分に関しては素直に理解できない方が多い印象です。「柔整師に膝OAが保険使えるか聞いたら、すぐにノーとは言えなかったぜ、しめしめ」とお思いだと思うのですが、基礎知識のないコアラさんに短文で説明しても誤解を生むだけだと思い、ご自身でとお伝えしました。もう少し焦点を絞った質問を期待します。」

まず,柔整師が「変形性膝関節症」と診断することはありません.

ですので,今回の質問の「変形性膝関節症を施術する場合は~」という前提が成り立ちません.

柔整師が自身の施術の中で,「これは医科で一般的に言われる変形性膝関節症だな」と思っていたとしても,それが変形性膝関節症であるということは決定されていないのです.

極論を言えば,同じ患部に対して,医科Aでは「変形性膝関節症」と診断され,柔整施術所Aでは「膝関節捻挫」と判断されるということがあっても,何ら問題がないわけです.

私も実際に臨床で多く経験しますが,医科Aで「骨折」と言われたが,医科Bで「捻挫」と言われたなんていうことはざらにあります.

柔整師が捻挫と判断すれば,患者は療養の給付を保険者に申請できる可能性がありますね.

このように,そもそもの制度や仕組みを理解していれば,「自費です/療養の支給の対象です」とは気軽にはいえないのです.

それを知らずに,浅はかに私の言動を「はぐらかしている」とコメントしたことは,私の名誉を著しく傷つけるものです.

最後に

先日,Dr-koala ™さんから,こんな記事が公開されました.

某柔道整復師との会話|Dr-koala ™

それに対しては私は以下のような投稿をしました.

私についての記事がDr-koala ™のnoteで公開されました.是非皆さんもご覧ください. 記事を見ると会話が飛び飛びなのがよく分かります. 恣意的に自分にとって都合の悪い投稿を載せていないのが丸わかりです.過去ログをきちんと記録されていない中での記事作成なのでしょうか. あたかも全文を載せているような体裁を取っていますが違いますし,エアリプは読んでいないと格好をつけておられますが,しっかりとエアリプ返しで反応されていました. しかし,この恣意的につままれた文章だけを読んでも明らかにDr-koala ™さんの最初の投稿が事実に沿ったものではなく,個人的見解が多分に含まれていることが分かります. それを整形外科医を名乗って「解説」と投稿されていました. 私は柔道整復師の業務範囲を拡大解釈したり世間一般的な倫理を逸脱した行為を推奨するような立場をとっているわけではありません. Dr-koala ™さんの投稿を引用し,「柔道整復師の施術においてその対象は定められていない」という事実を提示したまでです. それは当然,「なんでもやっていい」と解釈しているわけでも,柔道整復師の禁止行為や倫理を軽んじる発言でもありません. あたかも「施術の対象」が定められているかのような投稿は,柔道整復師からすれば自身の施術を根本から否定されうることですし, さらには「柔道整復師の施術においてその対象は定められていない」という趣旨の私の発言をそのまま理解せずに, 「柔道整復師の施術の対象は特定の傷病や受傷原因に限られている」という誤った前提知識のもと,「対象はなんですか」と執拗に私に質問をしていました. 私がその都度「対象は定められていないので答えられない」といった趣旨の返答をしても,最終的には「はぐらかす」,「金儲け」.「騒いでいる」などと私個人を中傷し,今もなおそれを続けています. 私は他職種の業務について,個人的意見と事実を混同して堂々と「解説」する気概は持ち合わせておらず,理解に苦しんでおります.

私のXでの投稿

そして,Dr-koala ™さんはこのような投稿もされました.

「恥ずかしい」のは私でしょうか.

是非,みなさんコメントでご意見ください.もちろん,誹謗中傷には気を付けて.

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2件のコメント

一連の投稿をみてコアラさんへの反論ツイートをしようと思いましたが会社全体のアカウントだったため出来ませんでした。
彼らはどこから得たソースをもとに一連の意見を展開しているのか、そしてなぜそれに便乗する柔道整復師がいるのか
全て謎でした
はっきり分からないなら調べればいいのに
関係法規の教科書やネットで調べても全文が載っているはずなのに

リテラシーというものは大切にしないといけないし、どんな頭のいい方も物事を表面的にみて曲解するものなのだと学びました

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