実は最近、YouTubeを始めました。
ユーチューバーというものがこの世に誕生してからもう10年くらい経つのでしょうか。
YouTubeに動画を上げることは誰でもできますから、YouTuberの定義としてはYouTubeへの動画のアップロードである程度の収益を上げている人といったところでしょうか。
というと、ほねゆきはYouTuberではありません。
もちろん、ほねゆきという名前は出していませんからyoutubeで検索しても出てきませんが興味のある人は探してみてください。
骨折について語っています。たぶん。(笑)
そんな世界的な動画配信プラットフォームであるYouTubeを始める時に、ふと疑問がよぎりました。
柔道整復師って英語でなんていうの?
今日はそんなブログです。
英語でなんと言うか
「柔道整復師は英語で、何と言うのですか?」
学生の皆さんから、よく受ける質問です。ほねゆきは「Judoseifukushiでいいんじゃない?」とお答えします。
適当でしょうか?(笑)
ほねゆきは、柔道整復師という名前を英語で伝える時に、誰に伝えるのか、どういった目的で伝えるのか、なにを知ってほしいのかで言い方は変えるべきだと思ってます。
結論から言うと、柔道整復師を表す共通の決まり決まった英単語はありません。
なぜなら、元々英語圏には存在しないものだからです。
じゃあなんて言えばいんだい!
ほねゆきが多用するのは、Bone Setter(ボーンセッター)です。
いかにも、骨継ぎって感じが伝わるでしょ???(笑)
ところが、これをほねゆきの机の上にあった英和辞典で引いてみると、「接骨医、骨つぎ医」とあります。やはり、「柔道整復師」ってのは知られていないのでしょう。
しかし、「医」と言う文字が気に入らない。(ー_ー)!! 私たち柔道整復師は、医師ではないのですから。
ただ、よく見ると、「接骨医、骨つぎ医」の前には「(通例無資格の)」なんて書かれていました。
「通例無資格の接骨医や骨つぎ医」があるってことは、「通例有資格の接骨医や骨つぎ医」がいるのか!!(笑)
ほねゆきはは学生の頃に「柔道整復師=bonesetter」と習いました。
一方、「柔道整復師」を和英辞典で引いてみても答えは見当たりません。
ところが、「接骨」を和英辞典で引いてみると、「接骨医」は「a bonesetter」または「an osteopath」(オステオパス)、「接骨院」はa bonesetter’s (office)、「接骨療法」はosteopathy(オステオパシィ)と出てきます。
和英辞典では「通例無資格の」と言う表現はありませんね。
ネイティブに聞いてみた
ここで、ほねゆきの勤務する学校にいる医療英語という講義担当のジェシー先生に聞いてみました。
ところが、ジェシー先生はしばらく無表情….。
学校では、柔道整復師をbonesetterと学びました。ところがbonesetterを英和辞典で引くと、無免許の接骨医と書かれています。
ジェシー先生はポカンとしています。
え、ジェシーさん見放さないで….。そう思ったその時。
bonesetterは、折れた骨や脱臼した骨を元に戻す人です。私は、あなたを無免許のbonesetterだと思いません! 私は、あなたが本当のbonesetterだと思いますよ!
・・・らしきことを、私のつたない英語力でも分かるように話してくれました。
それ以来、ほねゆきは自分の職種を英語でbonesetterと名乗るようになったのです。
他の言い方は?
なお、WHO(世界保健機関)憲章をはじめ日本柔道整復接骨医学会では、柔道整復師をjudotherapist(ジュウドーセラピスト)と定義しています。
ところで、お医者さんはmedical doctorを略してMD、理学療法士はphysical therapistを略してPTと呼ばれます。
と言うことは、柔道整復師はとりわけBSってとこでしょうか?ブリジストンみたい?(笑)
日本柔道整復接骨医学会ではJTでしょうか?JTなら、日本たばこ産業株式会社みたいですね。
ほねゆきも日本柔道整復接骨医学会の会員なのでこう言うことは申し上げにくいのですが、ジェシー先生に教えてもらったことなのですから、何と言ってもほねゆきはbonesetterで通したいですね!
変な希望です。。。
また、柔道整復師の略称はBSって言うことで!皆さんのご賛同をお願いします。m(__)m
what is “Judo-seifukushi” called in English? In Japan our license is called judo therapist. (日本では私たちのライセンスは柔道整復師と言いますが、英語では何と言うのでしょうか?)